甘い物は大好物の
ヤマワキ(@YusukeYamawaki)です。
皆さんは
甘いもの好きですか?
好きな人も
そうでない人もいるでしょう。
今回は
筋トレとも密接な関係の糖質の話です。
(タイトルほど大それたことは書きません)
リラックスして
読んでくださいませ。
甘くない砂糖の話
ネットフリックスに征服されてる今日この頃です。
そこで
食品関係の映画をほとんど観ました!
『甘くない砂糖の話』
私はドキュメンタリーが好きなのですが
メジャーなものからオリジナルまで
数がハンパないのです。
スーパーサイズミーもなぜか
もう一度観賞しました。
甘くない砂糖の話では
60日間の実験で
①160g/日の砂糖を摂取
②ソフトドリンクやアイス、チョコは無し
③低脂肪ヨーグルトやシリアルなど砂糖が多い物を食べる
④低脂肪の食品を食べる
⑤運動はする
つまりは砂糖を多量に摂取する以外は
健康的と思われている状況での
身体の変化を観察している。
主人公が
オーストラリアからアメリカに渡った場面で
アメリカの食品の砂糖の多さと問題に触れて
「それでもこの国は砂糖を受け入れている」
的なことを言っていた。
特に映画の紹介をしたいわけでは
ないので観たい人は観てくださいw
個人的には
ネットフリックスのオリジナルが
おすすめです。
甘くない果糖の話
砂糖は天然の食品でもあるので悪いわけではないのです。
ブドウ糖と果糖がひっついてできています。
老化や痛風などの原因にもなりえますが
トレー二ー的には
脂肪の合成が気になるところです。
果糖は果物に多い甘味の強い糖質です。
問題は
果物で摂取する量よりも
甘味の為に砂糖などが添加された食品を
食べることにより多量に摂取されます。
ブドウ糖と果糖の吸収と代謝
食品として体内に入った糖分は消化されながら
単糖類(ブドウ糖や果糖)まで細かくなり
小腸から吸収されます。
グルコーストランスポーターという
輸送体がいくつかあります。
これは糖質の種類と
どこで吸収運ばれるかで変わります。
ブドウ糖は小腸で
SGLT(ナトリウム依存性トランスポーター)
という輸送体で能動輸送されます。
一方果糖は
小腸には輸送体がないので
門脈を通り肝臓に行きます。
肝臓にある
GULT5(5型グルコーストランスポーター)
により拡散輸送(受動)されます。
能動輸送と受動輸送は能動輸送が速いです。
ブドウ糖と果糖では
吸収はブドウ糖速いのですが
代謝は果糖が速くなります。
糖質がエネルギーになるまで
ここから解糖系というエネルギー回路で代謝されていきATPが産出されます。
ブドウ糖には酵素が働き
代謝されていきます。
果糖は酵素の調節を受けずに
フルクトース-1,6-ビスリン酸になります。
省略図で申し訳ないのですが
脂肪の合成な話では
このフルクトース-1,6-ビスリン酸までの
流れはポイントです。
余ったエネルギーが脂肪に
解糖系の各段階でATPはできています。身体は酵素の働きを鈍くして
代謝をゆるめます。
酵素の調節がある
ブドウ糖の代謝が止まっても
酵素の影響を受けずに解糖系に入る
果糖の代謝は止まりません。
最終的にエネルギー源があまることになり
果糖→中性脂肪の合成という流れです。
果糖は毒性が強い為に代謝が速く
ほとんど肝臓で代謝されますので
筋肉にはなかなか行きません。
つまり
筋グリコーゲンにはなりにくいことは
トレー二ー的には
厳しいのではないでしょうか?
まとめ
もちろん私も
砂糖は受け入れているのですが
身体づくりには切るときは切らないと
甘い身体になりますからね~
長生きを考えると白米も砂糖も科学的には
同じようで主食のパンは黒くなりました。
歯ごたえしか感じませんw
甘くない砂糖の話やスーパーサイズミーには
中毒性の話もでてきます。
つまりどうしようもなく太るのですが
ことダイエットとなると
- 試合の為に減量とか
- 結婚式の時に写真にのこるからとか
- 健康診断で危ないと言われたとか
せっぱつまらないと
なかなか切れないものですよね。
以上
『甘くない砂糖の話を観た話』
でした。
皆さま砂糖とは良いお付き合いを!
健康食から不健康食、
トレ飯まで揃えてます↓